本・映画・音楽・ドラマ昭和世代のつぶやき

娘へ ~修士課程卒業制作「五美大展」によせて

本・映画・音楽・ドラマ

長女・紗希、美大修士課程卒業です。
6年間学んできた集大成の卒業制作が「五美大展(*)」にて展示され、たくさんの方が足をとめて観てくださいました。

遠方はるばる足を運んで下さった方もいたそうです(T_T)
《地に飲まれて-Swallowed by the ground- 》
油彩・キャンバス H360×W699cm 
武蔵野美術大学卒業制作展で同時に展示した作品
左手より《虐げられた花》《希求する心》《拒まれた叫び》
油彩・キャンバス H360×W120cm

教授を始め大学関係者の方々、目をかけてくださっている美術館や画廊関係者の方々、励まし合いながら切磋琢磨しあってきた仲間たち、そして紗希の成長を見守ってきてくれた母・風月の友人たち。
関わって下さったすべての方に心から感謝申し上げるとともに、これからもどうぞ見守ってやっていただければ幸いです。

 井下紗希 プロフィール・活動報告↓
 https://lit.link/sakiishita

卒業後は教鞭をとりながらもアーティストとしての活動を続けていくと決めた娘。
感受性が強く、しんどい思いもしてきたと思うけれど、それゆえの道が見つけられたのは幸せなこと。
これからもたくさんの人に支えてもらうことになるだろう。感謝の気持ちだけは絶対に忘れず、地に足をしっかりとつけて歩いていってほしい。
もちろん母も引き続き全力で応援するけれど、学費も体力もそろそろ限界なので(笑)、気持ちだけね。

これから進む道は様々だと思うけれど、どの卒業生にも心からのエールを送ります。頑張れ。

卒業おめでとう。

*「五美大展」
毎年東京・六本木の国立新美術館開かれる「東京五美術大学連合 卒業・修了制作展」。
武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学芸術学部、5大学の学部と大学院による卒業制作が一堂に集まります。
第46回を迎えた今年は、2023年2月25日(土)~3月5日(日)に開催されました。
油絵、日本画、版画、彫刻、映像等、各分野の個性豊かな美大生たちの力作が並び、見ごたえたっぷり。
これから美大を目指す人はもちろん必見ですが、入場無料なので、普段あまりアートに興味のない人でも十分に楽しめます。

今年度の展示の様子を紹介しておきます。

国立新美術館外観。東京メトロ千代田線乃木坂駅から美術館に直結、六本木駅からは徒歩5分
国立新美術館1F。「森の中の美術館」をコンセプトに設計された館内は、のべ14,000㎡の国内最大級の展示スペースを有する。 12の展示室、アートライブラリー、講堂、研修室、レストラン、カフェ、ミュージアムショップなどの付属施設が充実しており、一日かけて十分楽しめます
五美大展ブース入口

完成度の高かった力作から一部抜粋しました。

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