関東 日帰り おでかけスポット

「弘法山公園・我妻山ハイキングコース」~初めての低登山におすすめ

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電車ででかける神奈川県近郊低登山ハイキングコースといえば、まずはここ。
小田急線 秦野駅 ⇔ 鶴巻温泉駅 間を歩く「弘法山公園・我妻山ハイキングコース」は、休憩しながらゆっくり歩いても約3時間で踏破できる、低登山初心者におすすめのルートです。
登山道も案内坂も整備されているので迷うことがなく、秦野駅 or 鶴巻温泉駅、どちらをゴールにしても日帰り温泉が楽しめるのが嬉しい。
桜や紫陽花で有名な弘法山ですが、今回訪れたのは真冬のお正月。新年の富士山を観に行ってきました。
(2024.1.4現在)

マップ:秦野市HPより引用(環境産業部 観光振興課 作成)

「弘法山公園・我妻山ハイキングコース」浅間山⇔権現山⇔弘法山

今回は秦野駅から徒歩15分程(途中、「弘法の清水」「命徳寺」などの立ち寄りスポットがあります)の場所にあるはだの・湯河原温泉「万葉の湯」に一泊。ここからだと弘法山ハイキングコース入口まで徒歩5分。途中にコンビニもあるのでお弁当も調達できます。

「万葉の湯」はアメニティが充実していて、手ぶらで寄れる温泉施設。1時間に1本、秦野駅までの送迎バスが出ているので、鶴巻温泉駅⇒秦野駅 のルートで周った時は最後に日帰り利用で汗を流すのもよいかも。

「弘法山公園入口(秦野側)」ここからいきなり急勾配の上り坂。最初で最後の難関です
富士山を見ながら一気に標高196mの浅間山の山頂を目指します
入口から20分ほどで浅間山(せんげんやま)頂上に到着
浅間山~権現山は緩やかなアップダウン
トイレはルートの途中に4か所あり

浅間山から20分程で権現山頂上に到着~。

「権現山展望台(権現山山頂)」晴れた日には富士山がよく観えます
権現山展望台から望む東丹沢方面の絶景
右:「平和の塔」戦争で亡くなった秦野市にゆかりのある方たちの名前が刻まれています
左:「前田夕暮 歌碑」秦野市出身の詩人の歌碑
「権現山山頂広場」お昼休憩はここで。まだお正月だったので家族連れが多く訪れていました

権現山から弘法山までは、道幅の広い整備されたルートです。

「馬場道」権現山と弘法山を結ぶ尾根道
「森に生きろ」馬場道の途中にある、風月お気に入りのナゾの像
「女坂」木漏れ日のベンチで休憩するご夫婦の後ろ姿に、思わずパシャリ
弘法山山頂に到着。ここも休憩スポットです
「乳の井戸 湧き水」乳の香りがする白く濁った湧き水を飲むと乳の出がよくなったという言い伝えがある井戸。その隣に流れる湧き水で手を清めます
「弘法山 大師堂」弘法大師が修業したと伝えられる釈迦堂
大師堂の裏からのベストショット
この時点でまだ14:00でしたが、日はすでに傾いてきたのであまり長居はせずに下山することに
吾妻山山頂にはあずまやとベンチと吾妻山神社の石碑のみ
緩い山道を通り、鶴巻温泉駅を目指します。途中案内板が各所にあるので迷うことはありません

吾妻山山頂から15分程で一般道に出ます(ハイキングコース鶴巻温泉側入口)。
ここから鶴巻温泉駅までは住宅街を通って徒歩5分。その道沿いに、公営の日帰り温泉「弘法の里湯」があります。

秦野市鶴巻温泉「弘法の里湯」・「宮永岳彦記念美術館」

秦野市鶴巻温泉「弘法の里湯」
「秦野市第一号泉」(露天風呂)と平成22年に湧出した「つるまき千の湯」(内湯、貸切風呂)の2つの源泉が楽しめる公営の日帰り温泉。日替りで男女交替となります。

「弘法の里湯」ハイキングコース入口~鶴巻温泉駅の途中にあります。無料の足湯もあり

ここで汗を流し、風呂上りの一杯と名物のお蕎麦をいただく至福の時間…のつもりが、この日は残念ながらお休みでした~( ;∀;)。
残念すぎると思いながらも、ふと隣を見ると何やら気になるギャラリーが併設されています。

秦野市ゆかりの洋画家・宮永岳彦氏の美術館ギャラリーでした。市営なので入場料は300円(「弘法の湯里」を利用の場合は200円)

秦野市立「宮永岳彦記念美術館」(市民ギャラリー併設)
宮永岳彦氏は、洋画だけでなく雑誌の表紙から商業デザインまで多彩なジャンルで活躍した昭和を代表する画家の1人。「ぺんてるクレヨン」のパッケージや、初代小田急ロマンスカー「SE(3000形)」の内外装デザインも手がけた方です。

こじんまりとしていますが、見ごたえのある素敵なギャラリー。写真不可だった「ぺんてる」「小田急」のコーナーにテンションが上がりまくりました
クリアファイルと友人へのお土産のハガキを購入

最後に鶴巻温泉には入れなかったものの、思いがけず素敵なギャラリーで癒され、充実した一日となりました。

弘法山は適度な急登や緩い山道が続く登山初心者に優しいハイキングコースなので、思い立ったら一人でもふらりと出かけられちゃいます。
次は桜の季節に来たいけど、混んでるかなー。

⇩他にも、低登山ハイキング情報満載の「ゆる登山」シリーズ、おススメです。

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