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「気象神社(氷川神社)」in 高円寺~日本で唯一の気象神社

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気象神社(氷川神社)
JR中央線・総武線 高円寺駅 南口徒歩2分

知り合いのライブに誘われ、20年ぶりに訪れた高円寺。
駅前の雑多に賑わう昔ながらの商店街の中に鎮座する「氷川神社」には、国内唯一の「気象神社」があることで知られています。
自他ともに認めるキョーレツな「晴れ女」である風月としては見過ごすワケにはいかず。境内の絵馬には「晴れ女になりますように」との願いも多々ありましたが、私の場合は「引き続きよろしくお願いいたします」とご挨拶をしてきました。

氷川神社入り口にある電光板には、「本日の天気」が表示されています
鳥居の正面の本堂は「氷川神社」。御祭神は天照大御神の弟・素戔嗚尊(すさのおのみこと)。ご由緒によると「農業の神様」とされています
本堂の横に駐車場5~6台スペースがありますが、商店街の路地の途中にあり、境内も狭いので車での来訪はおススメしません。ぼーっとしていた風月は危うく境内で車にひかれそうになりました。あぶねー(-_-;)

気象神社は、高円寺氷川神社の境内にある、天気の神様を祭る国内唯一の神社。戦時中(昭和19年)、高円寺北側にあった旧陸軍気象部の構内に造営されました。
気象条件は軍の戦略に大きな影響をもたらす要素であり、科学的根拠に基づいた気象予報は軍の重要機密事項でした。そんな中で気象神社は予報的中を祈願するなど、気象観測員の心のよりどころとされていたそうです。
その後、戦後の神道指令で撤去されるはずの気象神社でしたが、調査漏れにより残存し、高円寺氷川神社に遷座されました。
(氷川神社HPより引用

「気象神社」の本堂は境内の左奥にあります。御祭神は八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)。多くの人間の知恵を結集させることができる「知恵の神様」、また八つの気象条件(晴・曇・雨・雪・雷・風・霜・霧)を司ることができる「気象の神様」とされています
気象観測機」も神社らしく紙垂に守られていました(笑)
人気のカワイイ「テルテルお守り」や「御朱印」はこちらの社務所
月替わりの御朱印は「氷川神社」「気象神社」を合わせると一枚のイラストに。これが目当ての参拝客も絶えないほど大人気の御朱印です
氷川神社」では毎年8月最終土日に例大祭が盛大に開催されます。有名な「高円寺阿波おどり」は元々高円寺氷川神社への奉納踊りとして始まったものだそう
気象神社」では毎年6月1日の「気象記念日」に合わせて気象祭が開催されています

気象神社は令和元年に公開された新海誠監督のアニメ映画「天気の子」にも登場し、ファンの聖地として中国や韓国からの外国人観光客も訪れています。
数年前には御朱印ブームも合わさって休日には神社の外にまで行列ができるほどだったそう。
さすがに風月が訪れた時はそれも落ち着いており、土曜日でしたが静かに参拝することができました。
高円寺を訪れた時にはぜひ立ち寄ってみて下さい。

氷川神社前にある高円寺らしい古着屋さん

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