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異時性両側性乳がん① ~対側に再発しました

闘病記

異時性両側性乳がん

右側に発症した乳がん部分切除手術&放射線治療を受けてちょうど2年後、今度は左側乳がんが見つかりました。
なので診断名は「異時性両側性乳がん」。そのまんまやね(^^;。
ちなみに1年以内に両側に発症すると「同時性両側性乳がん」ということになるのだそうです。

2年前の乳がん闘病記はコチラから⇩
乳がんサバイバー 「がん」とつき合いながら生きるということ

今回は正確に言うと再発や転移ではなく、反対側にも原発乳がんを発症したということらしい。
局所再発の場合は同じ側の乳房に再発。反対側に転移する場合は一度リンパ節を通ってから遠方転移することになるのだが、私の場合は前回リンパ節への転移がなかったので、理論的には左側への転移はありえないことになるのだな。
なので今回の治療は、前の乳がんと関係なく、初めての乳がんの治療と同様の治療を進めることに。

組織検査(コア針生検)の結果

左側に5mmの小さな影が見つかったのは、半年おきの定期検診の超音波エコー
すぐに組織検査(コア針生検)を受けたけれど、結果がわかるのは3週間後。その間に「まだわからないけれど念のために」と言って、1か月半後に手術の予定を入れてくれた主治医の先生。念のためって…この時点で私はほぼ覚悟は決まりました(笑)。

「組織生検」とは、病変の一部を採取し、顕微鏡でがん細胞があるかどうかを調べる検査。 
今回行った「コア針生検」は、注射針より少し太い針を使い、ばねの力を利用して組織を採取する方法です。 
局所麻酔はするものの、「バチーーン!」というデカイ音はちょっとビックリ。 そして検査後、胸に広がる赤黒い内出血にもちょっとビックリします。 

で、生検の結果はこちら⇩ 先生の勘、ちゃんと当たってました。

左側乳房 浸潤癌
核グレード 1  組織的学的グレード1 
ER(エストロゲン受容体)3b
PgR(プロゲステロン受容体)3b
HER2 2+
ki67 15%

ざっくり言うと、今のところ早期発見のホルモン受容型浸潤癌、ステージⅠです。
ちなみに2年前の右側乳がんも同じ早期発見のホルモン受容型だったけれど、非浸潤だったためステージ0。再発率は低かったので、乳房温存手術と放射線治療を受け、ホルモン治療はしませんでした。
ではホルモン治療をしていれば今回は発症しなかったのか? と誰もが考えるところだけれど、再発や転移ではなく原発だったと考えると、もともとあった癌細胞が育ったと考える方が自然という説もあり。
お医者もわからんことを私がわかるはずもなく、なってしまったもんは考えてもしゃーない。
今回もできればホルモン治療や抗がん剤は避けたいと思ってはいるけれど、それは手術の結果(リンパ節転移の有無や摘出した癌細胞の生検)によるので、良い結果を願うのみです。

遺伝性乳がん・卵巣がん(HBOC)検査

乳がん患者の5-10%が、遺伝性であると言われています。
遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)とは、遺伝的にがんになりやすい体質の1つで、若年発症、トリプルネガティブ乳がん、卵巣がんの併発、両側乳がんができやすい、などの特徴があり、約50%の確率で遺伝するとのこと。

この遺伝性乳がんの可能性が疑われる場合、BRCA1、BRCA2という2つの遺伝子の検査を受けることができます。
遺伝子検査は実費で数十万かかる高額なものですが、2020年4月から、一定の条件に当てはまる乳がん患者は保険適用となり、約7万円で受けられることに。
私の場合は「両側にできたこと」「母が乳がんで亡くなっていること」がその条件に当てはまっているので、保険適応になりました。また若い頃に卵巣嚢腫を発症していることもあって卵巣がんのリスクも高いのだとか。
まあ、子どもを2人も授かってお役目を終えたアラカンの私にとっては遺伝性であろうがなかろうが「今さら」の話でもあるのだけど。なんといってもその大切な娘たちに高い発症リスクを受け継がせてしまうかもしれないとなると、話は違ってきます。
迷わず検査を受けました。

遺伝専門医による遺伝カウンセリングを受け、検査は採血によって行われ、白血球から遺伝子を取り出し、変異の有無を調べます。

結果はBRCA1、BRCA2 ともに陰性

乳がん再発とわかってから初めて泣きました(T_T)。
いやいや、今や国民の1/2が癌にかかる時代だから「これで娘たちは安心」とかいう話ではなく、検診はしっかり受けてほしいことには変わりなく。冷静に考えたら「では遺伝性だとわかったら卵巣摘出とかするの?」と言われるとそれも違う。オンコタイプで遺伝検査をしたハリウッド俳優のアンジェリーナさんが予防のために卵巣を摘出したことで話題になりましたよね(^^;)。
「そんなことは知らなくてもいいし、知りたくない」という人がいるのも、今ならよくわかるのです。娘たちもそうだったかもしれない。
だから検査を受ける前に遺伝カウンセリングを受ける必要があるのだな。
けれど、私の場合「遺伝性かもしれない」と言われてからアタマが真っ白になり、カウンセリングの内容はほとんど頭に入ってこなかったわけで。自分のことなら冷静に受け止められることが、娘たちのこととなると我を失ってしまうあたり、我ながらナサケナイことでありました。
皆さん、遺伝子検査はメリット・デメリットをしっかり検討して慎重に決めましょうね。私に言われたくないと思うけど。

その後は落ち着いてMRI、CTなどの画像検査を受け、胆のうに影が見つかったものの、その検査はのちほど。とりあえず予定通り手術を受けることになりました。

*ところで私は「劇症型潰瘍性大腸炎」という難病も抱えていて、かれこれ10年、免疫抑制剤を飲み続けています。
この薬と癌との関係も気になるところで、素人ながら色々と勉強中。少しまとまったらアップしたいと思っています。

コメント

  1. Cakipicrasher より:

    うまいこと言えませんがお大事になさってくださいね。

    • 匿名 より:

      ありがとうございます。
      幸い早期発見なのでうまく付き合っていこうと思っています。

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