人混みと行列が苦手な風月は、連休中はもっぱら混雑を避け、日帰りで行ける穴場をふらふらと周っています。
神奈川県高座郡にある「寒川神社」はそのひとつ。ちょっとだけローカルな「JR相模線」の鉄道旅が楽しめるおすすめルートです。
(2023年4月現在)
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「JR 宮山駅」~偉大なるローカル線「相模線」
JR相模線は、神奈川県茅ヶ崎市「茅ヶ崎駅」と相模原市「橋本駅」間を結ぶ、ローカル線の風情を色濃く残す単線。
1921(大正10)年の開業から2021年で100周年を迎えました。「偉大なるローカル線」とは、海老名駅に貼られていた100周年記念ポスターのキャッチコピーです。
列車はワンマンの4両編成。平日の朝夕のみ10〜15分間隔、日中や土・休日はほぼ20分間隔で運行しています。
相模線はワンマンなので、ドアの開閉は終点や主要駅では運転手さんが操作しますが、駅によっては「半自動」となります。
単線なので上り下りの待合わせ時間が長い駅ではドアが閉まっていることもありますが、ランプがついていれば車外のスイッチのボタンを押して乗車することができます。
車内側にもドアの閉鎖ボタンがあり、駅によってはこれを押さないといつまでたっても扉が開かず降りれなかった…なんてこともある?
また「開けたら閉める」という暗黙のルールがあったりするのだけど、外側には開けるボタンしかないので、手動で開けて降りたあとはどーするのだ?
などと考えながら、地元の方たちの流れにのって宮山駅で下車。
「相模線」はローカル線とはいえ、茅ヶ崎市の観光拠点である茅ヶ崎駅と、2027年にリニア中央新幹線が開設される予定の橋本駅を結ぶ路線。そして途中駅である海老名駅は、小田急小田原線のターミナル駅への乗換駅。大型ショッピングモールが立ち並ぶロマンスカーの停車駅です。
各所要駅を結ぶ相模線は、通勤、通学、生活の軸として活躍しており、ローカル線と呼ぶにはちょっとはばかられる幹線でした。
宮山駅から、今回の目的地「寒川神社」へ。
寒川神社は宮山駅からは徒歩5分ですが、隣の寒川駅から「一の鳥居」「二の鳥居」経由で歩くと20分ほどかかります。
そば処「八福茶屋」
そば処「八福茶屋」
寒川神社に着いたのは11時。周辺にはあまり飲食店がなく、見渡すと神社の目の前にお蕎麦屋さんが一軒あるのみ。連休中で混雑が予想されるので、迷わず入りました。
一人でテーブル席を占領するのが申し訳なくて早々に出たけれど、その頃にはお店の外に行列ができていました。早く入って正解(^^;。
相模國一之宮「寒川神社」
相模國一之宮「寒川神社」
寒川大明神は、全国唯一の八方除の守護神として、地相、家相、方位、日柄、交通、厄年等に由来するすべての災禍を取り除き、福徳開運をもたらす神様として信仰されています。
「宮山神社」~地域の氏神様
宮山神社
寒川神社の道を挟んだ向かい側にある、寒川神社の末社。
宮山地区に鎮座していた七社の神様が祀られた氏神様です。
ひっそりとした緑豊かな境内には川が流れ、四季折々の花が咲き、不思議と心が落ち着ける場所でした。
ぜひ立ち寄ってみて下さい。
「寒川駅周辺マップ」によると、相模川沿いは富士山のビューポイントがあると書いてあったので、帰り道は川沿いを周っていくことにしたのですが。
結構歩いたけど、河川敷はどこまで行ってもただっぴろい広場が続くだけ。夏日だったこともあり、熱中症になりかかったので早々に宮山駅へ引き返しました。
帰途は二の鳥居と三の鳥居経由で寒川駅周辺を散策すればよかったかも。次回はそうしよっと。
⇩こちらは今ハマっている鉄道路線地図帳。
北陸新幹線対応の最新版。JR・私鉄の前線全駅が読みがな付きでカンペキに網羅。一目で距離感がわかるので、ヒマさえあれば眺めています。
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