静岡は、風月の住む横浜市都筑区からは車でも行ける距離なので、以前はもっぱら車で移動していました。
が、実は新横浜駅から静岡駅までは東海道新幹線(ひかり)で40分。これを利用しないテはないでしょ。
というわけで計画した 新幹線&バスで行く春の静岡1泊2日の旅。
連れは銀行勤務時代の旧友MIEちゃん。
1日目の午前中は東海道の丸子宿がある宇津の谷、午後からは日本平からロープウェイで行く久能山東照宮を周りました。
*2日目の大井川鐡道ツアーはコチラ⇩
大井川鐡道~SL蒸気機関車&アプト式列車で行く絶景「奥大井湖上駅」
*東海道新幹線「静岡駅」8:47 着
予約は「スマートEX」を利用
*静岡駅のコインロッカーに荷物を預けてバス停へ。
1日目午前 行程
9:17 「静岡駅前」バス停
(7番乗り場 84系統 藤枝行 )
⇩ しずてつジャストライン
9:54 「宇津ノ谷入口」 バス停
⇩ 「宇津ノ谷」散策
10:15 「宇津ノ谷入口」バス停
⇩ しずてつジャストライン
10:23 「丸子橋」バス停
⇩ 「丁子屋」で昼食
12:23 「丸子橋」バス停
⇩ しずてつジャストライン
12:55 「静岡駅前」バス停
宇津ノ谷集落・明治のトンネル
宇津ノ谷集落は、旧東海道の「丸子宿」と「岡部宿」を結ぶ「間の宿(あいのしゅく)」として旅人を泊めた旅籠の造りの家が多く残されています。
さらに奥へ進むと、静岡市と藤枝市の境に「宇津の谷隧道(明治のトンネル)」があります。
現役のトンネルとしては日本で初めて国登録有形文化財に指定されました。
東海道屈指の難所「宇津ノ谷峠」でのトンネル掘削は困難を極め、明治7年から2年の歳月と延べ15万人の人力をかけ完成。その後火災により崩れ、改修工事により現在のレンガ造りのトンネルへ生まれ変わったのだそう。
詳しくはコチラ⇩
しずみち散歩
宇津ノ谷峠 明治のトンネル編
今回は時間がなかったので集落を駆け足で周りましたが、伊勢物語にも登場した「つたの細道」はいつか機会があれば歩いてみたい、宇津ノ谷峠を越える最古のルートです。
「丁子屋」丸子宿(まりこしゅく)
「丸子宿」は、東海道二十番目の宿場町。
関ヶ原の戦が起こった翌年、慶長6(1601)年に宿場町として定められました。
丸子宿といえば「丁子屋」。
慶長元年(1596年)創業、400年の歴史を持つ「東海道五十三之内丸子名物とろろ汁」として描かれた丸子の名物「とろろ汁」の老舗。静岡県最古の飲食店です。
丸子宿を訪れる人の目的はほとんどの人がこのお店と言っても過言ではなく、連休中は混雑が予想されるため11時の開店時間に合わせて訪れました。
大満足のとろろ汁でお腹も満たされ、静岡駅へ戻ります。
午後は再びバスで「日本平・久能山東照宮」へ。
*日本平ロープウェイ行のバスは一時間に1便しかないので、最終バスに乗り遅れないよう要確認。
しずてつバス・日本平線
*ロープウェイは20分おきに出ています。
*「静鉄バス+日本平ロープウェイ+久能山東照宮拝観券」等。お得なセット券もあり。静鉄バスきっぷ売り場にて購入できます。
1日目午後 行程
13:23「静岡駅前」バス停
⇩しずてつジャストライン日本平線日本平ロープウェイ行
14:08「日本平ロープウェイ」 バス停
⇩
「日本平」駅
⇩ ロープウェイ
「久能山」駅 「久能山東照宮」散策
⇩ ロープウェイ
「日本平」駅 「日本平夢テラス」散策
⇩
16:30「日本平ロープウェイ」 バス停
⇩ 静鉄日本平線 静岡駅行
17:30「静岡駅前」バス停
⇩
18:00「焼津港みなみ」夕食
⇩
19:30「ホテルオーレイン(静岡)」チェックイン
日本平ロープウェイ
久能山東照宮へのご参拝は、久能山の山下から1,159段の表参道を登る方法と、日本平からロープウェイで久能山に渡る方法があります。
昭和32年開業したロープウェイは全長1050m。名勝地日本平から国宝・久能山東照宮を結んでいます。駿河湾を望む5分間の空中遊覧では、屏風谷や地獄谷の絶景が楽しめます。
発着は20分おき、混雑具合によっては臨時便も。
2021年にリニューアルした新駅舎も面白いですヨ⇩
国宝「久能山東照宮」
久能山東照宮
徳川家康公を祀る日本で最初の東照宮。
家康公の「遺骸は久能山に埋葬すること」という遺言に従い、二代将軍徳川秀忠公によって久能山に家康公を祀る神社が造営されました。当時の最高の技術と芸術をもって造営された社殿の本殿・拝殿・石の間は、平成22年12月に静岡県としては初めて国宝建造物に指定されました。
境内にある「久能山東照宮博物館」は、徳川家康公を御祭神とする久能山東照宮に付属する歴史博物館。収蔵する資料は総数2,000点を超え、スペイン国王より徳川家康公に贈られた洋時計や家康公の日常手沢品、徳川歴代将軍の武器・武具が公開されています。
時間があればぜひ寄ってみて下さい。
日本平夢テラス
日本平ロープウェイの起点駅がある「日本平」は、標高307mの丘陵地。富士山、南アルプス、駿河湾、三保松原、静岡市街地などを望む大パノラマは日本観光地百選コンクールで第1位に選ばれた絶景。
2018年に360度の眺望を楽しめる展望施設「日本平夢テラス」がオープン。日本平の歴史や成り立ち、文化価値をプロジェクションマッピングなどで楽しめます。
日本平は他にも「日本平動物園」「ふじのくに地球環境史ミュージアム」「静岡県立美術館」など、みどころがいっぱい。
お子ちゃま連れでも一日飽きずに遊べるスポットです。
帰りのバスは、最終便より1本早い16:30の便に乗車。
20分前から並んで座ったのが正解。途中のバス停からは乗れない人もいるほど混雑しました(^^;。
静岡駅でコインロッカーから荷物を出し、予約しておいた人気の海鮮居酒屋へ!
まぐろ丼専門店「焼津港みなみ」
静岡駅周辺は、駿河湾の新鮮な魚が食べられる海鮮天国。
ガイドブックでも常連の「焼津港みなみ」は、まぐろ卸店直営。焼津港で水揚げされた極上のみなみまぐろをリーズナブルな価格で提供しており、開店前には行列ができる「まぐろ丼」の専門店です。
ただし名物の「まぐろ丼」はランチのみ。夜は居酒屋メニューになります。
連休中ということもあり、念のため電話で席の予約をしておきました(ランチは予約不可)。当日はやはり予約で満席。
人気店なのでランチは並ぶ覚悟で、夜は予約をしておくことをおすすめします。
ホテルオーレイン 静岡
ホテルオーレイン(静岡)
宿泊は静岡駅北口から徒歩10分のシティホテル。
ここ、むっちゃおススメです!
2020年にグランドオープンした施設はまだ新しく、大浴場は静岡市街唯一のサウナ付き天然温泉。落ち着いた木目を基調とした和モダンな客室。手ぶらで泊まれる充実したアメニティはもちろん、「館内着」と「部屋着(パジャマ)」2着が用意されています。
そしてなんといっても多彩なこだわり和洋食を提供している豪華な無料朝食ビュッフェが嬉しい。夕食もオリジナルカレーライスをセルフ形式にて無料で提供。
これだけのサービスでありながらリーズナブルな価格。
大人気のビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」と並ぶクオリティ。次回もぜひ利用したいです。
素敵なホテルでゆっくりと旅の疲れを癒し、春の静岡旅行2日目は、念願の大井川鐡道です!⇩
大井川鐡道~SL蒸気機関車&アプト式列車で行く絶景「奥大井湖上駅」
コメント