アラスカの大自然、そこで生きる人々や動物や人々を愛し、自らもアラスカに生きた写真家・星野道夫氏。
その記録と写真は、亡きあとも家族や仲間に大切に引き継がれています。
いつか見たいと思っていた念願の写真展に、ようやく行くことができました。
「星野道夫 悠久の時を旅する」写真展は、クリスマスイルミネーション真っ只中の恵比寿ガーデンプレイス内にある東京都写真美術館で開催されています。
「星野道夫 悠久の時を旅する」
2022年11月19日(土)~2023年1月22日(日)
恵比寿ガーデンプレイス内
東京都写真美術館 地下1階展示室
星野道夫氏 公式ホームページ
*年末にかけて混雑が予想されるので、チケットは予約しておくことをおすすめします。
「オンラインチケット」予約はコチラから⇩
東京都写真美術館公式サイト
ひとつとして同じ表情をみせない広大なアラスカの大自然。
そこにあるかのような生命の息吹。
想像を超える人々の暮らしと文化。
奇跡としかいいようがない数々の写真の中で、しばし現実を忘れ遠い世界に入り込んだ一時間でした。
守られたツアーでこれと同じ風景を見ることはできないだろう。
それでもほんの少しでもその一端を感じることができるのなら、生の風景を見たいと思った。
今しかないのかな。
最後に、星野道夫氏関連のおすすめ本をご紹介しておきます。
右:「星野道夫と見た風景」星野道夫 星野直子著
今回の写真展に同行してくれた友人が「事前に読んでおくといいよ」と送ってくれた写真集。風月のお宝本のひとつです。
星野道夫氏が亡くなって8年後、妻の星野直子氏が星野氏と出会ってからの珠玉の5年半を追想する記録。撮影同行時の作品を中心に110余点の写真を掲載しています。
これからを生きていく娘たちにはもちろん、風月世代(=50代昭和世代)の女性にも超おススメの一冊。写真展に行けなくてもぜひ一度読んでみて下さい。
詳しくはコチラのページでも紹介しています⇩
「星野道夫と見た風景」 星野道夫 星野直子著
左:「旅をする木」星野道夫著
東京都美術館で購入した星野道夫氏のベストセラーエッセイ(2022年9月第54刷)。
表紙のオビのリード文がすべてをあらわしています。
多くの人に”人生を変えた本”と紹介された、永遠に読み継がれるべき1冊
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